プロフィール

東洋大学文学部哲学科教授

稲垣 諭
(いながき さとし)

登壇日程

6/25 20:00-22:00 team C
6/27 13:00-15:00 team F
6/27 16:30-18:30 team C
6/27 20:00-22:00 team B
6/30 16:30-16:30 team D

※公演後に3本の作品を見てのご感想や日本の社会派エンターテイメントの在り方などをお話しするトークショーにご登壇いただきます。

今期シバイバの講師。クラスでは「「くぐり抜け」の哲学」というご著書をもとに、「共感」に含まれる加害性を意識することを学び、そのうえで共感の「不」可能性を知りながらも諦めずに他者に歩み寄る姿勢を続けることの重要さを学び、おずおずとさしのべる臆病な手によってしか触れることのできない傷つきやすい現代という時代の核心に触れる方法を学びました。稲垣ゼミで学んだ創作家たちは今回それを活かした作品を発表します。

日本の哲学者、東洋大学教授。専門は、現象学、環境哲学、リハビリテーションの科学哲学。北海道生まれ。青山学院大学法学部卒業。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。2006年「衝動の現象学 フッサール現象学における感情および衝動の位置づけ」で東洋大学文学博士。東洋大学文学部助教、自治医科大学教授、東洋大学教授。
『「くぐり抜け」の哲学』講談社、2024年
『絶滅へようこそ:「終わり」からはじめる哲学入門』晶文社、2022年
『壊れながら立ち上がり続ける:個の変容の哲学』青土社、2018年
『大丈夫、死ぬには及ばない:今、大学生に何が起きているのか』学芸みらい社、2015年
『リハビリテーションの哲学あるいは哲学のリハビリテーション』春風社、2012年
『衝動の現象学:フッサール現象学における衝動および感情の位置づけ』知泉書館、2007年

その他のゲストプロフィール

その他の公演日程