6/25 13:00-15:00 team A
6/26 13:00-15:00 team D
※公演後に3本の作品を見てのご感想や日本の社会派エンターテイメントの在り方などをお話しするトークショーにご登壇いただきます。
今期シバイバの講師。「従順さのどこがいけないか」というご著書をテキストに、民衆がいかに権力や権威に対して「従順になりやすいか」を学び、その結果としてどのような悲劇が生まれてきたかを学び、またその悲劇を避けるために、どのようにして「従順さ」をかなぐり捨てて、権力や権威と戦うべきなのかということを、そのような場面が描かれる名作映画を検証しながら学びました。将基面ゼミで学んだ創作家たちは今回それを活かした作品を発表します。
西洋史学者、ニュージーランド・オタゴ大学教授
神奈川県横浜市生まれ。1986年駒場東邦高等学校卒業。1991年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1998年シェフィールド大学大学院歴史学博士課程修了。ケンブリッジ大学クレア・ホール・リサーチフェロー、イギリス学士院中世テキスト編集委員会専属研究員、ヘルシンキ大学歴史学科客員教授、ニュージーランド・オタゴ大学人文学部専任講師、准教授を経て、教授。
2013年、『ヨーロッパ政治思想の誕生』でサントリー学芸賞受賞。
『愛国の起源 パトリオティズムはなぜ保守思想となったのか』ちくま新書、2022年
『従順さのどこがいけないのか』ちくまプリマー新書、2021年
『日本国民のための愛国の教科書』百万年書房、2019年
『愛国の構造』岩波書店、2019年
『言論抑圧 矢内原事件の構図』 中公新書、2014年
『ヨーロッパ政治思想の誕生』 名古屋大学出版会、2013
『Ockham and political discourse in the late Middle Ages』 ケンブリッジ大学出版局、2007年
『政治診断学への招待』 講談社選書メチエ、2006
『反「暴君」の思想史』 平凡社新書、2002