プロフィール

小説作家

大前 粟生
(おおまえ あお)

登壇日程

6/25 13:00-15:00 team A
6/25 16:30-18:30 team B
6/25 20:00-22:00 team C
6/28 13:00-15:00 team E
6/28 16:30-18:30 team F
6/28 20:00-22:00 team D

※公演後に3本の作品を見てのご感想や日本の社会派エンターテイメントの在り方などをお話しするトークショーにご登壇いただきます。

今期シバイバの講師。大前粟生さんの小説「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の主人公は他人を傷つけてしまう可能性のある自分自身の男性性に苦しみます。そういった男性の姿はこれまでの小説では描かれてこなかったものでした。大前ゼミの参加者たちは、そのような姿勢を持つ大前さんと共に沢山の小説を書きながら、時代の変化を敏感に察知しそれをエンターテイメントの中に溶け込ませる方法を学びました。大前ゼミで学んだ創作家たちは今回それを活かした作品を発表します。

1992年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部卒業。2016年、短編小説「彼女をバスタブにいれて燃やす」が『GRANTA JAPAN with 早稲田文学』公募プロジェクトで最優秀作に選出されデビュー。「ユキの異常な体質 または僕はどれほどお金がほしいか」で第二回ブックショートアワード受賞。「文鳥」でat home AWARD大賞受賞。2020年に刊行された『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』は2023年に金子由里奈監督により映画化。2021年、『おもろい以外いらんねん』で織田作之助賞最終候補。同年、『岩とからあげをまちがえる』が日本タイトルだけ大賞を受賞。
「チワワ・シンドローム」(文藝春秋、2024年1月)
「死んでいる私と、私みたいな人たちの声」(河出書房新社、2022年7月)
「柴犬二匹でサイクロン」(書肆侃侃房、2022年4月)短歌集
「まるみちゃんとうさぎくん」(ポプラ社、2022年3月)絵:板垣巴留
「きみだからさびしい」(文藝春秋、2022年2月)
「ハルには はねがはえてるから」(亜紀書房、2021年6月) 宮崎夏次系との共作絵本
「おもろい以外いらんねん」(河出書房新社、2021年1月)
「岩とからあげをまちがえる」(ちいさいミシマ社、2020年12月)
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(河出書房新社、2020年3月/河出文庫、2023年1月)
「私と鰐と妹の部屋」(書肆侃侃房、2019年3月)
「回転草」(書肆侃侃房、2018年6月)

その他のゲストプロフィール

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